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December 2, 2013
暮らふとfactoryのようす② 「ワークショップ」
11月24日に開催した〈暮らふとfactory〉は、ものづくりの生産場所であった「工場」が会場ということもあり、ものをつくり出す楽しさを味わっていただきたいと特別にワークショップも行いました。
ワークショップをしてくれたのは、川口に工房を構える3組の作家さんたち。
遊び心あふれるデザインの手ぬぐいやストール、小物などを製作している染色家のninoiroさんは、染色のワークショップを行いました。
今回は、手ぬぐいに馬の形や花などninoiroさん手作りの型を置き、専用の刷毛などで色や模様を摺り込む「型摺り染め」という技法で、お正月向けのてぬぐいづくりをしました。
参加者のなかには親子で参加されている方もいましたが、同じ型を使っても、色のセンスや配置は十人十色。それぞれオリジナルの手ぬぐいが誕生しました!
2組目は陶芸のワークショップをしてくれた、アトリエ水無月の野口あきこさん。
川口に窯を構え、工房では体験教室なども行っています。
今回は、「タタラ作り」という土を板状にしたものを成形してゆく技法で、初めてでも気軽にできる角小皿と箸置き作りを行いました。
子供でも気軽につくれる小皿と箸置きづくりは、終始人気でした。
乾燥させた後、アトリエ水無月で焼き上げて完成となります。
どんな感じに焼き上がるか、その出来上がりを待つのも陶芸の楽しみのひとつです。
そして3組目、和ろうそくの炎に魅せられ100%国産の素材で和ろうそくをつくっているHazeさんのワークショップは、「和ろうそく作り」です。
櫨(はぜ)の実からとった蝋を熔かして、和紙と井草で作った芯の周りにかけていく「手掛け」という製法で和ろうそくをつくっていきます。
ひと肌の温かい温度を体感しながら、ゆるやかな時間の流れとともに丁寧につくっていきます。出来上がった和ろうそくは点すのがもったいない程の仕上がりです。
ワークショップがおこなわれた空間は、穏やかな空気に包まれつつも参加者の熱気もひしひしと伝わるようでした。
川口で活動する作家さんとの出会いやコミュニケーションを楽しみながら、作品をつくる楽しさも体感できたと喜びの声をたくさんいただきました。
ご協力いただいた作家のみなさま、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!