September 26, 2013

暮らふとkitchen② 川口のものを、川口でいただく


〜川口で穫れたものを、川口で食べる、ということ〜


はじめての挑戦です、
ついに「暮らふとkitchen」が始まります!


JAあゆみ野のご協力でこんなに沢山の野菜が並んでいます。
旬のものばかりで、どれもつやつやと輝いています。


旬のものばかり、根っこもついていて新鮮そのものです。


川口暮らふと実行委員やサポートスタッフは緊張と期待の中、講師・そして多くの参加者のみなさまをお迎えしました。


この度、暮らふとkitchenの講師をしていただいたのは、minokamoの長尾明子さん。




長尾さんは、その時その場にあるものを大切にしならがら、お料理の提案や企画、イベントなど行い、ご自身でも料理のお写真を撮られている料理家 兼 写真家をされています。
どんな野菜でも、あまり知られていない野菜でも背伸びをせずにいろんな角度から、食材の良さを見つけてあげて、飾らないこと・特別じゃないことを楽しんでいる、そんな姿がとても印象的な方です。


そんな長尾さんは終始笑顔で、それにつられてその場にいる全員がどんどん引き込まれていきました。



最初に長尾さんからメニューの説明をしていただきました。
今回のメニューはこちら、以下の8品です!


こころあたたまる手書きのメニュー!


・豚ひき肉と冬瓜と茄子の味噌ミートソース、ししとうと
・さつまいものヨーグルトマッシュ
・防風と鶏胸肉のマリネ
・葉とうがらしのピリ辛さっと炒め
・空芯菜の胡麻味噌ドレッシングサラダ
・トマト、ブルーベリー、いちじくの蜂蜜マリネ
・新米ごはん
・五分づきバターナッツご飯



これはピリリと辛い葉とうがらし。

ご飯は新米を使い、そのまま炊いたものと、バターナッツを一緒に炊き込んだものの2種類あります。
とれたてのお米は、そのものだけでひとつの料理。美味しいお米なら、まずはそれだけで味わいたいものですよね。


こちらは、カボチャの仲間「バターナッツ」、半分に切ったものです。

ちなみに「五分づき」とは玄米と白米のちょうど中間で、見た目は白く粘り気は少ないお米になります。胚芽(はいが)と呼ばれる部分が残っているため食物繊維が十分含まれているんだそうです。

参加者の方たちはその盛りだくさんの品数に驚いていましたが、どれもシンプルな調理方法で素材の味を活かしたものばかりです。料理になれていない方でも「これなら作れるかも」と思うようなメニューになっています。

実行委員も含めて、真剣に長尾さんのお話に耳を傾けています。

では、早速調理開始です!

まずは野菜や果物を切る作業から。


できるところから順番に進めるのですが、みなさん手際がとてもいいので、さくさくと作業を進めていました。




鶏の茹で汁だって無駄にはしません。茹で汁も立派な出汁となって味に奥行きをもたらしてくれるひとつの材料。そこへ残ったお野菜とたっぷりの麦味噌を入れて、お味噌汁も作ってしまいました!


冬瓜と茄子の麦味噌ミートソースは、たっぷりの野菜仕立て。

参加者の方同士でも料理を通じて、親睦が深まります。おいしいものを見ると、つい顔がほころんでしまいますよね。1時間半ほどの調理時間もあっという間でした。



最後の仕上げ、盛りつけです。

たくさんの協力でできた料理たちを、どこに置こうか迷いながら、ひとつのお皿にのせていきます。






みなさん、思い思いに「特別なひと皿」を盛りつけしていきます。

さてどんなワンプレートが出来上がったでしょうか?


>>暮らふとkitchen③へ続く
>>暮らふとkitchen①に戻る