April 24, 2012

初夏の風物から感じること


おだやかな陽気に誘われて、お出かけしたくなる今日この頃。

5、6月は、新芽が出たりハナミズキやつつじなど綺麗な花が咲き始めたり、さまざまな風物が見られたりして、日常が彩り豊かになる楽しい季節でもあります。


そして5月と言えば、やっぱり「鯉のぼり」!
マンション住まいが多い川口では、地元商店街の方々が端午の節句を祝って、毎年川沿い(旧芝川のさくら橋付近)にたくさんの「鯉のぼり」を泳がせてくれています。(写真)


また、5月24日には、ワラで10メートルもの蛇をつくって大木に設置し豊作などを祈願する「安行原の蛇造り」(市指定無形民俗文化財)など、植木の街・川口ならではの祭祀もあります。


それぞれの地域で、大切に受け継がれてきた節句や祭祀。
美しき伝統をより魅力的な風物として残していくために、歴史やそれらに込められた願い(想い)について、この機会にじっくりと考えたいと思います。

そして、「川口暮らふと」もいつしか秋の風物詩となりますように・・・。