「地域紹介ブース」とは、ものづくりの街・川口をより身近に感じていただくために、川口で素敵な活動を行う方々とその活動を紹介する企画ブースです。
これまで、安行の植木や盆栽、伝統織物の双子織、かみね野菜・麦味噌、アート作品、市内のこだわりの飲食店などをご紹介してきました。
今年は、「一般社団法人アプリュス芝園スタジオ」によるワークショップを開催します。
一般社団法人アプリュスは、美術作家を志す若手作家による団体です。代表の柳原絵夢さんが2008年に荒川区の南千住で立ち上げ、活動がはじまりました。
スタジオでの作品制作だけでなく、アートイベントや地域住民とのワークショップ、壁画制作など、多様に展開してきました。そして、2013年より廃校となった芝園中学校を活用し、若手作家の創作活動の場所として「アプリュス芝園スタジオ」を構えます。
地域でのイベントやオープンスタジオなど、活動の拠点を増やしていく中で、所属作家も徐々に増えていき、現在は木工、油絵、写真などの作品を制作する40名の作家が所属し、作品づくりを行っています。
今回は、9月23日、24日に開催されたオープンスタジオにお邪魔しました。
廊下に並ぶ作品の数々
教室の中をのぞくと、作家のアトリエが。
懐かしい教室の風景の中に、それぞれの個性があふれるアート空間が広がっていました。
こうした創作活動の場の提供だけでなく、地域のイベントでのワークショップや市内の学校で美術の授業などもおこなっています。
元々中学校だった施設を利用していることもあり、地域との交流を積極的に持ちたいといいます。芝園中学校の同窓会でスタジオを使用したり、そこでワークショップをすることも。さまざまな形で「アート」の楽しさを発信しています。
今回、川口暮らふとではワークショップ「ピカピカメダルをつくろう」を行います。金属のメダルをピカピカに磨いて、文字を刻印しオリジナルのメダルをつくるワークショップです。
普段はあたりまえのようにピカピカ光る金属も、磨く工程があってこそ。
大人も、子供も、ものづくりの工程を楽しむことができるワークショップです。ぜひ、会場で体験してみてください!