地域紹介ブースとは、ものづくりの街・川口をより身近に感じて頂くために、川口で魅力的な活動を行う方々とその商品を紹介する企画ブースです。
今回はその出店団体のひとつ、「かわぐち麦MISO倶楽部」をご紹介します。
麦味噌はかつて川口の特産品でした。
現在の南平地区の味噌醸造業は200年以上の歴史があります。発展の理由として、この地で優良な原料麦がとれたことと、東京という大消費地に隣接していたことがあげられます。
明治、大正、昭和と隆盛しましたが、昭和40年頃にはほとんど行われなくなりました。
その川口の麦味噌を復活させ、その活動を通して地域を盛り上げたいと活動しているのが、かわぐち麦MISO倶楽部です。
発足は2012年、メンバーは川口の方が中心で味噌づくり、地域交流に関心のある方々が集まり、月に1回の定例会の他、料理教室や様々なイベントでのPR活動を行っています。
かわぐち麦MISO倶楽部 代表新井さん(右)と中村さん(左)
今年の夏休みには川口市地球高温化防止活動推進センター主催のイベントで小学生と味噌づくりをし、現在は味噌ができるまでのお話をまとめた冊子を製作中とのこと。市民活動助成事業の一つとして認められ、来春には市内の幼稚園、小学校を中心に3000部が配布される予定です。
川口暮らふとでは、活動の紹介とお味噌、麦味噌だれの販売があります。
■川口の麦味噌
原料:麦(国産)、大豆(県産)、食塩
アルコール加工せずパック詰めした長期熟成・完全無添加です。
■御成道みそ(麦)と御成道みそ(米)
■麦味噌だれ
にんにくの風味が効いたタレ。野菜炒め、バーベキュー、焼きソバにもどうぞ。
かわぐち麦MISO倶楽部